それわた

それがわたしにとってなんだというのでしょう、な雲吐き女のつれづれ

トロフィーワイフの自由意志

 本日、わたしの数多い男友達の中の、分霊箱の名を恣にする存在であるゆうくんと6時間電話で仕事やら人間関係やら最終的にお互いの人間性の分析まで問答したおして(いつもはランチ→お茶→散歩で散弾銃のように発散しているが、コロナ禍のため初のリモート開催)、口がゆるっとつるっとしている最中、また別の友人であるところの男性から連絡をいただき。

 「タイ料理でも食べに行こうよ」とのことで、会社は半リモ、友人とも会っていない上に1ヶ月めの一人暮らし(またの名をPARADISOと言う)をENJOY!!!!!しているわたしは「はて、緊急事態宣言は解除されたのかのう」的な、横井正一さんイズムを以てして、【友人と不要不急のタイ料理】に反射的にノーが出かけたのですが、(まあ、別の友人とも『そろそろタイ料理食べたいね』なんて、話していたしな……[注:わたしの半分の血はタイ料理でできています。もう半分はQBBのベビーチーズ])と、ぞろ推し進めることにしたのです。

 しかし、今日の彼の様子はいつもと違っているようでした。「いつもは3000円くらいのタイ料理屋で満足しているけれど、わたしもアラサーになることだし、もうちょっと高いもの食べたほうがいいのかな……」と発言したわたしに「アラサーとか言わないで……」とどこか沈んだ様子。聞くと、仲の良い友人が結婚秒読みで、自分も結婚したくて焦っているとか。

 話を聞いていると次第に「一人暮らし、最初は楽しいけどさ」「その電話してた男(分霊箱ゆうくん)も、実は……(雨量のことが好き)みたいなことあるかもよ?6時間も電話するなんて、好きになるよ普通」と、一人暮らしや男友達なんかの、普段はほうほうなんてわかったような顔をし相槌を打っている話題に対して、なんか異常にイチャモンつけてくる。そして突然の

「雨量の好きな人へのサインってわかりにくいよ」

 は??????5年付き合った彼氏と別れた(まあ厳密には別れていませんが)直後で、好きな人もおらず、わかりにくいも何もてめえの前でサインなんか出したことありませんが?????('ω'メ)))))))))))))))

 どうやら「男友達が多い→友人と恋人(ないし好意を持っている人間)のボーダーラインがわかりにくい」と説明したいようだったので、「わたしはサインなど出さずに、『好きです付き合ってください』と言いますが」と返したのですが、どうやら彼はわたしとどうにか結婚したかったらしく、WiFiの配線の処理くらい面倒だったので(我が家は放置している)、「求婚とかされる元気ないので、落ち着いたらまた誘ってください」と返しました。

 結婚したいがための結婚、「誰かと」したい結婚に誰かを付き合わせるなよ!といらいらしたので、文春砲よろしく会話そのままスクショして分霊箱に送りつけました(よくないとは思ってるごめん)。以下分霊箱の至言です。

 「世の中の男ども(というか性別問わず)に声を大にして言いたいのだが、その、【女=結婚対象キャラ】のようなハーレム脳?まじでやめたほうがいいと思う。女であればだれでもいいのか?」

 わかる。わたしは、お前と言う主人公を擁するギャルゲーの登場人物ではない。ゆえに、攻略対象ではないのよ。勝手にターゲティングせんで。

 というのを、あっちにやんわり伝えようと抽象化して、素直に「女だからって誰にでも攻略対象にされるのは業腹なんですよね」と伝えたところ、「まあ容姿もきれいだし、話しやすいってことだよね。ポジティブに捉えれば」と返ってきた。

slur--------------

 いやだからそれが勝手な攻略対象化、トロフィー化なんですよわからないの???「容姿がきれい」「話しやすい」というそっちの勝手なジャッジに対して、ありがとうを言えばいいわけ???そしてなんでお前がいつもジャッジする側なんだよ(「ジャッジする人」って英語でなんて言うの?ジャッジャー?)。わたしがお前の容姿に関していいもわるいも何か言ったことがあったか?なんなんだよこのどこまでも続く非対称性は。そんでもってそれをポジティブだと捉えるか否かはわたしが決めるんだからな。お前が決められると思ったら大間違いだからな。勝手に決めるなそんな権利はない。

--------------(ここまで一息で)

 と、これを説明したかったのだが、なんかもうこっちの労働力が凄まじすぎて、伝わらなさそうだしやる意味あんのかな?となったので、「もう寝ます」と返して(戦略的撤退というか完全放棄)会話をやめました 21:00。なんか最近友人に対して「ん?」となることが増えてきて、自身の人間性を見つめ直すとともに、人間関係も一度リセットしたほうがいいのかもしれない。玉石混合すぎて(もちろんわたしにとってだけなので、これはその人自身を評価するものではないです)疲れる。

 話していて思考がまとまったり方針が定まったりする友人もいれば、故意に傷つけてきたり批評してくる友人もいるのですが、わたしもとても無意識的に批評したり批評されたりしていたし、特に高校~大学でたくさん変わったと思うので、人間いろいろあるよねって感じです。彼女/彼らとも、また人生が嫌な摩擦なく交わるときが来るといいなと思います。

 そんで、家入一真さんのこのブログとても好きです。転校つづきの学校生活だったわたしの考え方と一緒。叶わなかった初恋の君といまだに連絡取ってるワイ。

――「すべての別れは一時的なもの」(https://ieiri.co/n/n1765841fe5de

ちょっと他ブログの引用の仕方わからなかった。