それわた

それがわたしにとってなんだというのでしょう、な雲吐き女のつれづれ

気になる一曲

恋はロマンティックなもの」って誰が決めたの。ていうかそもそも「ロマンティック」って誰が定義してるのどういうものなの。

 

なんか最初っからこじらせ感満載ですが、本当に近頃こういうことを思っております。

なんの話かってね、トアル曲が気になって仕方ないという話です。全然嫌いとかじゃなくてね、むしろよく聴くバンドの一曲なんですけれど。ざっくりいうと、元カノに未練たらたらな男の曲なんですけれど、偶然ばったり会わないカナア~~~なんて歌っちゃった曲なんですけれど、これが私にとってはどうにも気持ちが悪い。

 私にはね、この曲が彼女サイドで聴こえるんですよっていうかそもそも彼女ではなかったのでは?なんて想像してしまうんですよね。普通の飲み友達とか。だってなんか思い出結構浅くないです?二人で歩いたあの道とか、道でばったり会ったら並んで同じ道歩くでしょうし、二人で通った駄菓子屋とかも、実際は行ったの2、3回だったりして。そういうカンチガイ男って大体思い出を誇張して記憶してますからね。

 

そう考えたら怖くないですか?

 

ある日突然いなくなっちゃって~みたいなところは、普通に引っ越しとかで、まあ連絡するほどでもない程度の関係だと思ってて、そのまま連絡しなくなって。で、男の方も連絡できないまま悶々としているうちに連絡とれなくなっちゃって。男の方からしたら「彼女が失踪した」だけど、女の子の方は違う町で普通に毎日を過ごしている。

自分が意識の端にもかけていない男が、昔住んでいた町で自分を探しながら生きているとしたら。怖すぎる。でも、男はそれに酔っちゃってて、日記なんか書いてたりして、それを「ロマンティックな恋」だと思って生きている。こっちからしたらたまったもんじゃないですよ。

 

 でね、ラストが「ずっとずっと続いてる 僕と君のかくれんぼ」ですよ。ああ、なんの曲かばれちゃうな。でもね、こっちに宣言せずに勝手にかくれんぼ始めてんじゃないよ。それも、ずっとずっと続いてる、なんて、恐怖でしかないですよ。

 

こんなんかっこいいロックバンドに歌われた日にゃね、あっちこっちで慰められるカンチイガイ男が増殖しますよ。なんて、ネトストが今日もまた私のtwitter(ブロックして鍵かけてる)を監視して「アイコン変えた」とか「春っぽいね」とか勝手に反応しているのを見て、思うわけです。いい加減、かくれんぼ、やめてくれないかなあ

 

こんなことをさらさら書きます。雨量と申します。どうぞよしなに