それわた

それがわたしにとってなんだというのでしょう、な雲吐き女のつれづれ

2020-07-02から1日間の記事一覧

湯気

小学5年生のころ、算数の出来があまりにも悪かったわたしは商店街の中の小さな個人塾に通うことになった。 そこは室長がひとりいるだけの本当に小さな塾で、誰かと時間がかぶらなければ1対1で、時間がかち合った子がいればパーテーションで区切った2人の間を…